前回は1990年代の400ccネイキッド全盛時代について振り返りました。
今回はその代表車種を横並びにして、
- 0-100m加速
- なぜその順位になるのか
- 各エンジンのキャラクター
について見ていきます。
あくまでデータを参考にした結果であり、実際の結果とは異なる可能性大です。
個人の見解として見てください。
0-100m加速という指標について
0-100m加速は、
- 発進トルク
- 車重
- ギア比
- エンジン特性
が色濃く出る指標です。
最高速やピークパワーよりも、実用的な速さが分かりやすいテストとも言えます。
400ccネイキッド 0-100m加速 比較表
| 順位 | 車名 | 冷却方式 | 最高出力 | 0-100m加速(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | バンディット400 | 油冷 | 約59PS | 約4.5秒 |
| 2位 | ZRX400 | 水冷 | 約53PS | 約4.7秒 |
| 3位 | CB400SF | 水冷 | 約53PS | 約4.8秒 |
| 4位 | GSX400インパルス | 油冷 | 約53PS | 約4.9秒 |
| 5位 | XJR400 | 空冷 | 約53PS | 約5.0秒 |
| 6位 | ゼファー400 | 空冷 | 約53PS | 約5.1秒 |
※数値は参考値であり、状態・路面・ライダーによって差が出ます
なぜこの順位になるのか?
バンディット400が最速になる理由
バンディット400は、当時としては異例の59PSを発生。(規制前の数値、規制後は53PSとなった)
- 高回転型油冷エンジン
- パワーバンドが明確
- 車重も比較的軽め
発進直後から回転を保てば、0-100mでは頭ひとつ抜ける結果になります。
水冷勢が安定して速い理由
ZRX400、CB400SFは、
- 水冷による安定した燃焼
- 中低速からの扱いやすいトルク
- シャシー剛性の高さ
があり、再現性の高い加速を見せます。
特にCB400SFは、
誰が乗っても一定の結果が出やすいのが特徴です。
空冷勢がやや不利な理由
XJR400、ゼファー400は、
- トルクは太い
- フィーリングは良い
ものの、
- 熱ダレ
- 高回転の伸び
という点で、水冷・油冷にやや不利になります。
結果として0-100m加速では少し差が出ます。
各エンジンの特徴をもう少し深掘り
バンディット400(油冷)
とにかく回して楽しいエンジン。
400ccとは思えない回転の伸びで、当時は「別格」と言われた存在。
ZRX400(水冷)
低速からトルクがあり、スポーツ寄り。
ネイキッドながら走りを意識した味付け。
CB400SF(水冷)
極端な特徴はないが、すべてが高次元。
エンジンのスムーズさと耐久性は群を抜いている。
GSX400インパルス(油冷)
スズキらしい軽快さと高回転。
回してこそ真価を発揮するタイプ。
XJR400(空冷)
ドコドコ感のあるフィーリング。
加速タイムよりも乗っていて楽しいエンジン。
ゼファー400(空冷)
Z系の血統を感じる粘り。
速さよりも雰囲気と鼓動感が魅力。
数字よりも「どれが楽しいか」
0-100m加速で並べると順位は出ますが、
この時代の400ccネイキッドは数字だけでは語れない魅力があります。
- 音
- 振動
- 回したときの高揚感
それぞれが個性的で、
「どれが一番か」ではなく
「どれが自分に合うか」が重要だった時代でした。
関連記事:▶ 2スト50ccバイクで0-100m加速をしたらどうなるのか ▶ 750CCクラスで0-100m加速を比較したらどうなるのか
最後に
XJR400で高速を全開で走ると、バイクならではの疾走感があって本当に気持ちよかったです。GT-Rには完敗しましたが、風を切って走るあの爽快感は車では絶対に味わえないもの。バイクって最高だと再確認させてもらった出来事でした。


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