本当に速いのはどのモデル?
2スト全盛期が終わり、現在の主役となったのが4スト250ccレーサーレプリカ。
見た目はスーパースポーツそのものだが、実際の0-100m加速ではどのような差が出るのだろうか。
今回は、現行・近年モデルの4スト250ccレーサーレプリカを横並びで0-100m加速させた場合を想定し、順位と理由を整理してみる。
結論:0-100m加速の順位
4スト250cc 0-100m加速ランキング
1位 カワサキ Ninja ZX-25R
2位 ホンダ CBR250RR(MC51)
3位 ヤマハ YZF-R25(後期)
4位 KTM RC390(参考枠)
5位 カワサキ Ninja 250
6位 ホンダ CBR250R(単気筒)
なぜこの順位になるのか
■ 1位:Ninja ZX-25R
唯一無二の存在。
- 4気筒エンジン
- 高回転型(18,000rpm近辺まで回る)
- クイックシフター標準装備
0-100mでは回転上昇の鋭さが圧倒的。
スタート直後から一気にパワーバンドへ入り、250ccとは思えない伸びを見せる。
■ 2位:CBR250RR(MC51)
実用域最強クラス。
- 2気筒だが高回転型
- トルクとレスポンスのバランスが良い
ZX-25Rほどのピーク感はないが、
スタートの安定感と再現性が高く、誰が乗っても速い。
■ 3位:YZF-R25(後期型)
扱いやすさ重視だが、
- 中速トルクが太い
- 車体が軽く素直
0-100mでは爆発力に欠けるものの、
スムーズな加速で安定したタイムを出しやすい。
■ 4位:KTM RC390(参考)
排気量がやや大きいが比較対象として。
- 単気筒
- 低回転からのトルクは強い
スタート直後は速いが、
回転の伸びが早めに頭打ちになるため0-100mではやや不利。
■ 5位:Ninja 250
ベーシックだが完成度は高い。
- 扱いやすい
- トルクは穏やか
YZF-R25と近い性格だが、
加速の鋭さでは一歩譲る。
■ 6位:CBR250R(単気筒)
街乗り向け。
- 低回転トルク重視
- 高回転の伸びは控えめ
0-100mではスタート直後は良いが、伸びが続かない。
簡易スペック比較
| 車種 | エンジン | 最高出力 | 車重(装備) |
|---|---|---|---|
| Ninja ZX-25R | 4気筒 | 約45ps | 約187kg |
| CBR250RR | 2気筒 | 約42ps | 約168kg |
| YZF-R25 | 2気筒 | 約35ps | 約169kg |
| RC390 | 単気筒 | 約43ps | 約172kg |
| Ninja 250 | 2気筒 | 約37ps | 約166kg |
| CBR250R | 単気筒 | 約30ps | 約161kg |
4スト250ccの0-100m加速の特徴
4スト250ccは
**「ピークパワーより回転の上がり方」と「ギア比」**が重要。
・2ストのような急激な加速はない
・その代わり安定して速い
・ライダー差が出にくい
特にZX-25Rは、
250ccという枠を完全に壊した存在と言える。
まとめ
4スト250ccレーサーレプリカの世界では、
ZX-25Rが頭ひとつ抜けた存在。
ただし、
・街乗り
・ツーリング
・扱いやすさ
まで含めると、CBR250RRの完成度は非常に高い。
速さを取るか、バランスを取るか。
4スト250ccは「どれを選んでも後悔しにくい」時代に入っている。
関連記事:▶ 国内4メーカー別 ▶ 2スト250ccで0-100m加速をしたらどうなるのか
最後に
私が初めて手にしたバイクはTZR50Rでした。2ストロークエンジンはパワーバンドに入るまでがとにかく静かで、スクーターにも追いつけないことがありましたが、回転が上がった瞬間のあの爆発的な加速は今でも忘れられません。小さいバイクでも、乗り方次第でこれほど楽しめるのかと教えてくれた一台です。

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