冬はオイル温度が下がりすぎることがある
エンジンオイルの管理というと、夏場の油温上昇対策を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、冬場は逆にオイル温度が下がりすぎるケースがあります。
自分のバイクは油冷エンジンのため、これまで夏場の油温対策を中心に行ってきました。
その影響もあってか、冬場はオーバークール気味になることがあります。
実際に起きた油温低下の例
先日、冬のツーリングに出かけた際のことです。
走行中の油温を確認すると、50℃前後まで低下していました。
走っていないアイドリング時よりも、
走行中のほうが油温が下がるという状態です。
エンジンオイルの適正温度とは
一般的に言われているエンジンオイルの適正温度は、
- 約80℃〜120℃
この範囲を大きく下回ると、
- オイルが本来の性能を発揮しにくい
- 水分や不純物が蒸発しにくい
といった問題が出てきます。
50℃前後というのは、明らかに低すぎる状態と言えます。
冬場のオーバークール対策
対策として考えられるのは、オイルクーラーに当たる風を減らすことです。
具体的には、
- オイルクーラーの一部を塞ぐ
- 走行風が直接当たらないようにする
といった方法があります。
塞ぐ量は走行しながら調整が必要
注意点として、
どのくらい塞ぐかは一概には決められません。
- 外気温
- 走行速度
- 走り方(街乗り・ツーリング)
これらによって油温は大きく変わるため、
実際に走行しながら油温を確認し、少しずつ調整する必要があります。
塞ぎすぎれば、今度は油温が上がりすぎる可能性もあります。
夏だけでなく冬も「油温管理」が大切
エンジンオイルの温度管理は、
夏だけ気をつければいいものではないと実感しました。
特に油冷エンジンの場合、
- 夏:油温上昇に注意
- 冬:オーバークールに注意
というように、季節ごとの対策が必要です。
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最後に
GSX1400に乗り換えたとき、インジェクションの特徴なのか、半クラッチを雑に行うとエンストしてしまいます。一度点灯したこともあります・・・ 今では自然と丁寧な操作が身につきました。
冬場にエンジンオイルの温度管理が重要な理由
エンジンオイルは低温時に粘度が高くなり、流動性が落ちる。冷間始動直後はオイルが十分に循環していない状態でエンジンが動いているため、高回転・高負荷での走行はエンジンに負担をかける。特に気温が低い冬の朝は、アイドリングで少し暖機してから走り出すことがエンジン保護につながる。
オイルの粘度選びと交換サイクル
冬場は粘度の低い(例:5W-30・10W-30)オイルの方が低温流動性が高く、冷間始動時の保護性能が上がる。一方、夏場の高温環境では粘度が高めのオイルの方が油膜が切れにくい。オイルの交換サイクルは一般的に3,000〜5,000kmまたは半年ごとが目安。季節の変わり目に交換するサイクルを作ると、エンジンの状態管理がしやすくなる。

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