ブレーキフルードの交換は、通常の定期メンテナンスとして行うこともありますが、ブレーキキャリパーのオーバーホールなどで完全に0から入れ替える場合は、思った以上に時間がかかる作業になります。
特にエア抜きをしながらレバーを「ニギニギ」する方法は、なかなか終わらず疲れてしまうこともあります。
ポンプを使ったフルード交換方法
そこで便利なのが、シャンプーなどに使う手動ポンプを利用する方法です。
この方法では、ブレーキレバーを何度も握らなくても、フルードを強制的に吸い出すことができます。

作業手順の概要
- ブレーキキャリパーのエア抜き口にホースを接続
- そのホースの先端に手動ポンプを接続
- ポンプを動かしてブレーキフルードを吸い出す
ポンプを動かすことで、キャリパー側からフルードが引き抜かれ、同時にエアも抜けていきます。
作業時の注意点
この方法で特に注意したいのが、吸い出すスピードです。
ポンプは想像以上に早くフルードを吸い出すため、マスターシリンダー内のフルード量を常に確認する必要があります。
マスター内を空にしないこと
マスターシリンダー内のフルードが空になると、再びエアを吸い込んでしまいます。
そうなると、せっかくエア抜きをしても最初からやり直しになり、いつまで経っても作業が終わらなくなってしまいます。
こまめにフルードを補充しながら作業することが重要です。
フルードの再利用について
新品のブレーキフルードを使用している場合に限り、
ポンプで吸い出したフルードを再利用することも可能です。
また、この方法は油圧クラッチのフルード交換にも応用できます。
作業を行う場合は、
すべて自己責任で行うことを前提に、十分注意して実施してください。
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最後に
XJR400に乗っていたとき、ブレーキホースが盗まれるというトラブルに遭いました。ブレーキは気づかずに乗ってしまったら大事故になるため、それはやめてほしかったですね。もちろんその他部品もこまりますけど・・・ 今も部品盗難多いんですかね。
ブレーキフルード交換を後回しにすると
ブレーキフルードは吸湿性があり、空気中の水分を吸収して沸点が下がっていく。劣化したフルードは高温になると気泡が発生し、ブレーキが効かなくなる「ベーパーロック」を起こす危険がある。年1回の交換がメーカー推奨の目安になっているが、長距離を頻繁に走る人はより頻繁な交換が必要。色が褐色になっていたら劣化のサイン。
DIY交換の注意点
フルード交換は上のリザーバータンクからエア抜きしながら行う。古いフルードは塗装を侵すため、こぼれたら素早く拭き取る必要がある。DOT規格(DOT3・DOT4・DOT5.1)は混ぜないのが基本。作業後は必ずブレーキレバーを数回握って正常に効くことを確認してから走行すること。初めての作業はショップに依頼するか、手順を十分確認してから行う。

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