少し前の話となってしまうが新宿の地下駐車場で消化設備が誤作動して作業員が亡くなるという事故があった。
消化設備は熱や煙を感知すると高濃度の二酸化炭素が噴霧され酸素濃度を減らすことで火を消すという仕組み。
二酸化炭素濃度が濃度が増えると人体にも影響があることはわかっており車の中で内気循環のまま数時間運転すると頭がボーとするのも軽度の酸素不足。
作業者はマンション地下駐車場の天井石膏ボードの貼り替え作業中だったようだ。
自分なりに調べてみると
熱 煙のセンサーが両方とも誤作動
センサーを取り外してから行わなければならない作業であったが取り付けたまま実施
二酸化炭素の元栓が締められてなかった
タバコが原因ではない
作業中にセンサーになんらかの衝撃などが加わり誤作動。
消化設備発動時に警報を聞いた1人は自力で脱出。
二酸化炭素の消化設備は比較的安価で噴霧しても車両やその他設備に影響が少ないため復旧が早く多くの場所に設置されている。
仮に自分がビルのオーナーだとしたら安全性も確保できることを確認して二酸化炭素の消化設備を選んでしまうのではないだろうか。
二酸化炭素消化設備による事故は5年間で6件発生。
人には害がなく消化できる様な設備、
例えば熱源を認識してそこに消化レーザー 〔世の中に存在するのかも分からないが…〕みたいなもので消化することが出来ると良いと思った。