以前に海外の安いタイヤを車に使った場合を説明し、無理をしなければ良いのでは無いかと説明したがバイクの場合はそうではないということを説明する
以前にナンカン製のタイヤをバイクに履いたことがある
タイヤサイズがフロント120/70/17
リヤが190/50/17となっておりバラバラで購入すると取り付け工賃含めフロント20,000円リヤ30,000円がザックリとした価格になる
セット販売などをうまく利用すれば前後で35,000円くらいに抑えることも出来るがそれでも高いのは間違えない
安いタイヤは無いか調べている中でナンカン製のタイヤを発見
価格は前後で25,000円くらいということで今までに無い価格で購入することができた
しばらく走っていたが特に悪いと感じることもなく安いタイヤで十分と考えていた
ちょうどその頃転職をして群馬から名古屋へ来たのだが当時独り身でなおかつ遊ぶ友達もいないため峠に行くようになった
インターネットで面白そうな峠を探していくつか回り低速コーナーが多く比較的安全な峠を見つけた
週末にはそこに通い走っていたがそれでも気になることは無かった
走りのレベルは低いがネイキッドでマフラーを擦れるくらいまでは上達
タイヤもサイドギリギリまで使って走れるようになった頃だった
夏の暑い日で午前中走り、最後の一本を走ろうとコーナーに差し掛かってバイクを倒した時だった
全くのグリップ感も無くコーナーに対してバイクは寝てるのに曲がらずに真っ直ぐ滑る
そのままバイクはガードレールまで一直線
幸い怪我も無く、他の人にも迷惑をかけることは無かったがそのままバイクは入院
あの感じは未だに残っている
タイヤのせいにするには早いかもしれないが路面にオイルや砂利は無く、滑るはずの無いところでグリップ感ゼロで転倒はタイヤと考えてしまう
タイヤが熱くなりすぎたことも原因の1つだろう
修理代を考えたら高くついたなと感じその後は安いタイヤを卒業した