みんなはものを買う時に何を基準にしているのだろうか。
自分は高級品やブランドにこだわりがなく、機能と価格を重視してものを選ぶことが多い。
間違った選択では無いと思っているが行き過ぎた安物だと銭を失うことも多々ある。
そのたびに信用できるメーカーやブランドを選ぶことも必要なんだなと感じるがどうしても安い物に目がいってしまう。
代表的なものがバイクのバッテリー。
なぜここまで価格差が出るのだろうというくらい差が大きい。
誰もが知っているようなメーカーであれば自分のバイク用のYTX14ーBSサイズは13000円くらい、安いのを探せば3000円くらいとなっている。
安いバッテリーでも1年保証などがあり、信頼できると思いポチッと購入。
やはり安いバッテリーではトラブルも多い。
過去安いバッテリーで発生したトラブルとして、渋滞時に油温が120度を超えてしまい、赤信号のときにはエンジンを切るようにしていたところ何回か繰り返したあとに急にセルが回らなくなった。
渋滞ということもあり、すぐに横に寄せて大事には至らなかったが原因不明でJAFでも呼ぶかと思って最後に試して見ようと思いエンジンかけてみると普通に復活した。熱で一時的に動かなくなった?
また冬の間しばらく乗らない期間があるといつもセルの回りが弱くなってエンジンをかけられない。
そういう事を反省し、某有名メーカーのバッテリーを買ったことがあったが、半年くらい経過した時に家につく直前で動かなくなってしまったことがあった。
わずかな距離であったがエンジンのかからない230キロを超える鉄の塊を倒さないように、押していくのはとてつもない重労働だった。
ただそのときはどうもレギュレーターが弱っていたことも原因のようで一概にバッテリーだけの原因とは言えなかった。
その後ヤフオクで中古レギュレーターを購入し、バッテリーも新品にした。
ところがまたすぐにバッテリー上がりが発生し、流石に手に負えないということで行きつけのバイク屋さんへ。
原因はレギュレーターの故障・・・ 買ったばかりの中古が外れだったのだろうか。
バイク屋さんが言うにはレギュレーターが弱っているとバッテリーに負担がかかり、バッテリーをだめにすることがある。
逆にバッテリーが弱っているとレギュレーターに負荷がかかり、レギュレーターをだめにすることがあるとのこと。
もう原因が何なのかはわからなくなっているのでレギュレーターを新品に交換、バッテリーは充電して使ってみることにした。
このような不運は自分にはよく巡ってくる。もし自分の運を計測することができるとしたら、日本でも5本の指に入るほど下の方にいるんじゃないのか?(ちょっと大げさかも)
複数の要因が重なり合うと結局原因を特定できずこと同じことを繰り返してしまう。
バッテリーに限らずどれだけ失敗をしてもまた値段を重視してものを買ってしまう自分は本当に学習能力が低いと感じる。
今のバッテリーはバッテリーマンという面白いネーミングの比較的安いバッテリー。この製品は先程のレギュレーターのせいでバッテリー上がりを起こしたバッテリーだが、充電した後、半年以上使っているがいまのところ問題ない。まあ今後トラブルが発生してもコストを考えれば合格点ではないだろうか。突然止まってしまったり、輸送費が高く付くようなこと、事故につながるようなことがあったあとでは目も当てられない・・・
何事も自己責任なんだと肝に銘じて行動しなくては